どうもこたつです。
今回もご愛読いただきありがとうございます。
「どこ見てアセスメントすればいいの?」「何から考えたらいいのかわからなくてアセスメントがまとまらない…。」このようなアセスメントについての悩みは誰もが抱いたことがあるでしtょう。新人看護師だけでなく3年目、5年目の看護師でさえ悩んでしまうことがあるのではないでしょうか。
今回はアセスメントに役立つ思考法・アプローチの方法を紹介したいと思います。
今回紹介するものは「A-B-C-D-Eアプローチ」、「DOPE」です。
これらを使うとアセスメントでの思考の整理、視点の漏れのないアセスメントに役立つと思います。
医療の現場では様々な定型化されたアプローチ方法が使われています。しかし、どれも適材適所で「これアプローチ方法はどの状況でもベスト」というものはありません。アセスメントの質を上げつための一つのツールとしてとられてください。
患者の命を守る術:A-B-C-D-Eアプローチ
「A-B-C-D-Eアプローチ」は障害されることで生命の危機に直結する項目から優先的に評価していく方法です。「大事なところから評価していく。」そんなように捉えてもらうと良いのではないでしょうか。
A(Airway):気道 「空気の通り道」は確保されているか?
B(Breathing):呼吸 「酸素を取り込み、二酸化炭素を吐き出せているか?」
C(Circulation):循環 「血液は全身に巡っているか?」
D(Disability):中枢神経系 「脳に異常はないか?」
E(Exposure):脱衣・環境制御 「全身に隠れた異常はないか?」
このように5つの大項目で視点を分けて順番に評価していきます。
ABCDEアプローチで重要だと言われていることは、A→B→C→D→Eと順番に見ていく中で、どこかの途中の項目での問題を対処したときに再びAに戻ってA→B→C→D→Eと評価し直すことです。患者背景などの情報量が少なく異常個所の見当がつかない場合に特に使いやすいアプローチ方法です。
呼吸器周辺トラブル発見の手段 DOPE 挿管患者限定
DOPEは挿管患者の呼吸状態悪化時に使用するアプローチ方法です。
Displacement(気管チューブの位置異常)、Obstruction(気管チューブの閉塞)、Pneumothorax(気胸)、Equipment failure(の不具合)。全部合わせてDOPEです。呼吸器管理中の患者の状態把握をするにあたっては役立つアプローチ方法です。しかし、呼吸器周辺に限定されているところがデメリットでしょう。
どんなアプローチはただのツール 自分の中に落とし込むことが大事
以上、ABCDEアプローチとDOPEでした。どちらも私が参考にしてわかりやすいと感じたアプローチ方法です。しかし、大切なことは、ただアプローチ方法使用するのではなく、「どうしてこのアプローチ方法で評価すると良いか」、「どんな観察項目を見るべきなのか」、「どの場面にこれらのアプローチ方法を使用すると良いのか」と自分の中で追求していくことです。
ならどうして紹介したのかと思われるかもしれません。
ICU・HCUの患者は重症患者です。「どこから観察していいのかわからない。」「本当に見落としなく患者を看れているのか。」「大事なことを見落としていないか。」そう思ったことはないでしょうか。今回紹介したようなアプローチ方法を学んでいく過程で様々な観察項目を学ぶことができます。また、アプローチでは数多くの観察項目を分類してくれています。そのため、観察項目を整理して理解することができ、アセスメントに活かしやすいでしょう。
アセスメントをするための考え方やアプローチ方法はたくさんあります。それらを学んで自分の中に落とし込むことで、重大なことを見落とすことなく、自信をもってアセスメントできるようになるかと思います。
今回はABCDEアプローチもDOPEもざっくりとした紹介しかしていません。かなり内容は薄いものとなっています。今後、ABCDEアプローチとDOPEの解説の記事も投稿していくつもりです。

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