私「こたつ」は来年度(2026/4)から看護師として勤務している現職を離職し、大学院へ進学する予定です。大学院進学後からの将来のビジョンのスタートに立つことができた喜びはありますが、知らない地に行くことや、進学後の経済状況、自分に研究成果があげられるかということに関して少なからず不安な気持ちもあります。
現時点では大学院生活をより実りのあるものにするために、進学前から研究に役立つように看護領域に関する論文調べたり、英語の勉強をしています。また、経済状況を少しでも余裕のあるものにするために、引っ越し先の公的な助成制度などを調べています。
今できることを精一杯やるしかないという気持ちで仕事の後・休日はできる限りそれらの時間に充てるようにしています。
しかし、気が付いたら心の余裕がなくなっていることに気が付きました。「将来はこうなってやる!」という前向きな気持ちから、「進学後はこれが不安だから今のうちにやらないと…。」という若干ネガティブ寄りの思考に駆られ、焦った状態でここ一カ月過ごしていました。
元々勉強や調べ事は嫌いではなく、英語の勉強や制度などを調べることは割とストレスなく行える性格でした。しかし、将来の不安などが私の抑うつ感情を駆り立てているのか、気が付いたら気分が落ち焦りの感情が出ていることに気が付きました。
「今できることを精一杯やるしかない」という精神は間違ってはいないと思います。しかし、それに加えて「将来のビジョンに確実に近づいている」「着実に準備を進められている」ということを忘れずに前向きにやっていこうと思います。
そのような考えをもつと心のゆとりが生まれます。「進学後のために今何ができるか」という大学院進学後に視点を置いた考えから、「今しかできない事はないか」というより広い視点で考えられるようになりました。
「今しかできない事」の中には「大学院進学後のために今できること」も含まれています。しかしそれだけではなく、「職場の人との交流」「今住んでいる地域でしかできない事」などいろんなことが思い浮かんできます。
「今すべきことは大学院進学後に役に立つこと」という大学院進学後にしか着目できていない限定的な考えから、「今すべきことは今後の大学院進学に向けた準備だけでなく、今住んでいる場所・世間でしかできないこともやった方がいい」というより視点を広く持った豊かな考えができるようになった気がします。
将来のビジョンに確実に近づけているということをしっかりと受け止め、大学院進学に向けた準備や今いる場所・世間でしかできない事を楽しんでやっていこうと思います。
大学院進学からではなく、進学するまでも、私のメンタルは浮き沈みするんだなと今回悟った気がします。看護師の業務・大学院進学の準備だけに心を占領されないよう、将来のビジョンと現在の自分の在り方を見つめながら、自分らしい生活をして行きたいです。
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