どうもこたつです。
近頃はどの病院も赤字続きで経営難となっています。看護師として働いている私にとって一番わが身に降りおりてきた影響としてはボーナスの減額でしょう。ボーナスが前年度より上がったか下がったかがスタッフにとってはより現実的にとらえやすく、わかりやすいものではないでしょうか。ボーナスを上がるためにもとれるコストは必ず取る、加算に当てはまるように進める、といった意識をもった看護師も少なくはないでしょう。
ボーナス減額なんて優しい?!病院廃止、、、?
さて、京都新町病院は2026年3月に廃院することを運営を担っている医療法人知音会が決定しました。京都新町病院は90床を運用しています。大規模な病院とまではいきませんが、患者90名の行き先についても、廃院するにあたり決定していかなければなりません。その他にも、京都新町病院のになっている内科、外科、肛門外科、耳鼻咽頭科などのそれぞれの領域における地域医療への影響はいかほどなのでしょうか。訪問看護ステーションもおいていることを考えると地域医療への影響は少なからずあるでしょう。
現在廃院の差し止めを求める仮処分が決定されているようですが、今後どんな展開になるのでしょうか。知音会は患者・地域住民、スタッフのことを第一に考え廃院を進めていきたいという意向を示しているそうです。
12月と言えばボーナスシーズンで心を踊っている社会人もいるでしょう。そんな中、廃院・倒産という働き先がなくなってしまうなんてことも起こっているんですね。私は大学院進学のために少しでもお金が欲しいため、「ボーナスもっと高くならないのか。」と思っていましたが、立場を変えればまだましなのかもしれません。一方でボーナスが上がり調子な企業もしばしば耳に挟みますが…。

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