10分間の散歩②

散歩

 おしゃれをして筋トレジムへ通ったり、専用のランニングシューズを購入してランニングコースを走るというような、かっこよく運動を習慣化している人が世の中にはいます。そんな人たちは見てていてカッコイイですよね。

しかし、みんながそんな姿になれるわけではないと思っています。新品の運動ウェアを新調してジムに契約し、さぁ運動を始めよう!と張り切っても、どこか自分の中で無理をしている人はいるのではないでしょうか。そんな人には、10分間ほどの散歩をするぐらいが丁度いいという話をさせていただきました。

今回は運動習慣として散歩を程よく習慣化し楽しむために、散歩をするときの恰好散歩をより楽しむための一工夫散歩中に考えることを書いていきます。

散歩を程よく習慣化し楽しむ方法

 ここからは無理のない程度に散歩を習慣化し、さらに、散歩を楽しむための方法を書いていきます。習慣化していることが一つでもあれば、自分のルーチンとして心の安定化、生活の充実感UPなどにもつながるかもしれません。

散歩をするときの恰好

 何事も習慣化するためには、手軽なことから始めていき、継続していく中で少しずつ負荷やおしゃれなどのオプションを付けていくことが鉄則です。たとえば、学生時代に自炊をやり始め、続けていくうちに、「他の料理を作ってみたい」「この調味料使うと他の料理も作れるし買ってみよう」というように、徐々に道具や調味料などが増えていくと思います。散歩も同様にまずは私服で外を出歩いてみてください。私服でも何ら問題なく、むしろ手軽に行うことができていつでも散歩に出向けます。そこから自分の好みの恰好があればそちらへ移行しましょう。ちなみに私は暑い日は汗をかいてしまうため適当なジャージ、熱くない日は汗をかかず散歩の後にそのまま出かけたりできるように私服で散歩しています。また、仕事帰りなどに頻繁に散歩に出向くため、仕事から帰った服装のまま散歩をして帰ったらそのままお風呂に入るという流れが多いです。最も避けたいことは張り切りすぎて高い服装を購入することや、その服をきて散歩をするという義務感が出てしまうことです。重要なことは気ままに無理なく散歩をすることなので、恰好には特にこだわらないというスタンスから始めるのがよいでしょう。

散歩をより楽しむための一工夫

 散歩中は基本的に何も考えずぼーっとしているか、下に記したような自分の中だけで思いを巡らせることが多いです。また、そのほかにも音楽を聴いたり、はまっているアプリゲームをしながら散歩することも私はお勧めします。歩きながら音楽を聴くとなぜか気持ちが明るくなります。体を動かすことや外気に当たるためなのか理由はよくわからず「そんな気がする…」程度です。一応の注意喚起ですが、車や自転車に気づきにくくなっていまうことには注意が必要です。

散歩中に考えること

外を歩き五感を通じて、いろんなモノを感じたり聞いたり見たりすることが散歩の楽しさの醍醐味だと私は思っています。私の経験では、春には何にもない土手に小さなきれいな青色の花が咲いていることに気が付き、オオイヌノフグリ特有のきれいな水色に心が癒されながら、「春の訪れ」という文字が頭をよぎりました。夏の夜にムッとした暑さの間にスーッと気持ちのいい風が吹くのを感じ、またその風の中に小さいころカブトムシを森の中に捕まえに行ったときに嗅いだ木くずの匂いを感じることで、小さい頃の懐かしい気持ちが蘇ることもありました。また、真夏のくそ暑い中でも畑仕事を一人でしているおばあさんの姿をみて、小さいころに一緒に畑に行った自分の祖母のことを思い出し、祖母との思い出を巡らせたこともありました。秋には人肌恋しい寒さともいわれるからっとした涼しさを感じながら、彼女ほしいなぁ、彼女ができたらゆっくり散歩をして適当な話をしたいというようなことも考えたこともあります。冬にはつららができている小屋をみてつららが犯人に刺さってしまうという名探偵コナンのワンシーンがよぎり家に帰って名探偵コナンのアニメをみたということもありました。考えようと思えば、「今日の患者さんの状態はこのアセスメントでよかったのか、、、」「あの時は他のメンバースタッフと良好な協力が図れていたのか」「今後の看護師としてのキャリアはどうすればいいのか」など仕事絡みの考え事(悩み)は出てきます。しかし、そのような真面目なことは散歩中に考えることはお勧めできません。私の場合に関しては、考えているのか同じことをずっと思い巡らせ嘆いているのかよくわからなくなり、何も得られない気持ちのいい時間になった試しがありません。仕事中や友人との会話では考えもしないような、くだらなく、特に意味もないようなことを考えることをお勧めします。

習慣・趣味は良いもの

 私は散歩だけでなく、読書やランニング、映画鑑賞、レザークラフトなど習慣や趣味と言っていいものがいくつかあります。熱量は上下するとはいえ、どれも数年続いているものです。看護師としてだけでなく、社会人・学生の方々にとっても、習慣や趣味は何かしらの良い影響のあるものだと思っています。それは習慣・趣味のモノにより違いますし、行っている人によっても違います。私にとっての習慣や趣味はほぼストレスコーピングの手段として重要なものになっています。看護学生時代や看護師として働いている現在に、毎日を楽しくそれなりに充実感をもって過ごすために身に着けていったモノたちです。どんな小さなことでも、長く続けられているものは何かしらで自分とって良いことへ変換していきます。今後、日々のつらさや無気力感を少しでも軽減できるためのちょっとした習慣・趣味なども投稿を通じて紹介出来たらと考えています。

 

今後の投稿

 「散歩」という習慣に関する記事のほかにも、私の日々の出来事や過去の思い出話、看護職関係に関しての記事も投稿していこうと思います。良ければ次回投稿も楽しみにしていてください。

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